2024.05.14
宇都宮市で漆喰増し詰めとラバー棟止め工事が完工しました。 下屋根下り棟漆喰の増し詰め中です。 既存の漆喰面を小手の柄で叩き傷んでいないのを確認してから、新規漆喰を詰めていきます。 既存漆喰面や熨斗瓦、地瓦に、押し付けるように密着させました。 三日月漆喰の詰め増し作業が終了しました…
施工前の屋根漆喰の状態です。
台面を保護している漆喰が熨斗瓦ごと崩れている状態で、このままでは棟が崩れて危険な状態です。
今回の屋根工事は
、台面を補強して漆喰の増し打ち
をしていく工事にな
ります。
漆喰が剥がれて台面が見えている状態で、棟尻漆喰は本来、
瓦と瓦の隙間を埋めて雨水が台面内に入らないように盛ってあります。
経年劣化で漆喰が流れ、台面内に雨水が侵入している状態です。
手で取れる範囲で
、
浮いている漆喰を剥がしていきます。
傷んだ漆喰の撤去が終了しました。
中です。
大棟の三日月漆喰を増し打ちしていきます。
小手で漆喰をとり10ミリほど盛ってから、表面を平らになるように均しました。
今回使用している漆喰
は水シャットで、南蛮にシリコンが練り込まれていて、乾燥するとモルタル並みにカチカチに固まり、硬化後は雨水を弾いて台面内への侵入を防ぎます。
画像では確認しずらいですが、三日月漆喰同士を目地で繋げることで強度が増し耐久性が合向上されます。
空洞になっていた棟尻に漆喰を詰めてから、表面に棟尻漆喰を巻いていきます。
瓦同士の隙間を埋めて、厚みを付けて盛るように漆喰を巻きました。
半乾きの時、もう一度小手を使い押し付け、乾燥によるひび割れを防止しました。
以前、
他業者が補修作業を行い
一旦瓦を外しましたが、軒先の瓦を固定していませんので、瓦を外しビスで固定しました。
今日はここまで
また明日。
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