高圧洗浄時に下り棟の板金が浮き上がっているのでめくってみました。

　雨水が入って腐り、棟板金を固定する釘が効かない状態です。

　表面状は分かりませんが、ここも固定釘が効きませんでした。

　腐ってぽろぽろでした。

　既存の貫板を取り外してきれいに清掃しました。

　コロニアル屋根材が割れる危険性がありますので、下穴を開けておきます。

　長さ６０ミリの全ビスコンクリートビスで貫板の中心に固定しました。

　板金のサイズに合わせて２枚の貫板を固定しました。

　水切り外側ぎりぎりに貫板を固定しました。

　３８ミリのステンレス製スクリュウ釘で板金を固定しました。

　コロニアル材との取り合いに隙間なく取り付けることができました。これで雨水の浸入を防ぐことができます。

　水きり部分とコロニアル材の取り合いはローラーではきれいに塗装することが出来ない為、刷毛でだめ込み塗装していきます。

　塗りムラができないように均一に塗装しました。

　縦、横の目地にも塗料が入るように確認しながら塗装しました。

　屋根足場跡も上げ下げしながら上塗りまで塗装が終了しました。

　外壁や破風板、軒天との取り合いも見切り塗装で仕上げました。

　これで何時雨が降っても安心です。