土台水切りのさび止め塗装中です。

　外壁と基礎との間に取り付けてある土台水切りは、外壁から流れた雨水が落ちて痛みやすい所ですので、下塗りとしてさび止め塗料を塗装して耐久性を持たせて、さびの発生を抑えます。

　けらば包み板金との取り合いを刷毛で塗装してから破風板金表面をローラーで塗装していきます。刷毛塗装との重ね部分の質感が変わらないように塗装しました。

　軒樋と鼻隠し板金の隙間に目地刷毛で塗料を塗り込んでから、鼻隠し板金の表面をローラーで塗装しました。

　スチール製の軒樋金具に刷毛でさび止めを塗装中です。金具の凹凸に塗料が入り込み、ダレが出やすいので塗料を拾いながら塗装しました。

　塗り斑やダレもなく、きれいにさび止め塗装が終了しました。完全乾燥を待って中塗りに入ります。

　板金製の見返し部分との取り合いを、刷毛で見切り塗装中です。外壁側の軒天との取り合いも、刷毛で塗装してから軒天表面をローラーで塗装しました。

　軒天に取り付けてある電線も軒天と同じ塗料で塗装していきます。地面から見上げると軒天と同化して、目立たなくなります。

　乾燥してから２回目を塗装して仕上げます。

　今回使用した軒天塗装塗料は日本ペイントのケンエースＮ－９０です。湿気の溜まる軒天塗料で水分による劣化に強く、カビの発生を抑えてくれます。

　また、白ですが少しだけ色が灰色係って、軒天に付いている高圧洗浄では落ちなかった汚れを隠してくれます。

　土台水切りのさび止め塗装が完全に乾燥したのを確認してから、マスキングテープで基礎を覆い隠してブルーシートに固定しました。

　

　今日はここまで

　また明日。