下り棟の補修工事が完工しました。
昨日、2段目まで積み終わっていた下り棟熨斗瓦に、丸瓦を乗せて下り棟は完工です。
1段、2段目と同じ工程で中心になんばんを盛り傾斜を付けながら積んでいきます。
飾り熨斗は、飾りと5段積んだ
大棟に
当たる風
を逃がします。
飾り熨斗との出を調整しながら積みました。
5段積んだ大棟が地震などの揺れで崩れることがないように、瓦専用のシーリング材で熨斗瓦同士と5段円の熨斗
瓦と丸瓦を
繋いでいきます。
雨水の逃げ
道を塞がないように
、固定しました。
蛇行していた棟が真っすぐ一直線になり、きれいに仕上がりました。
ラバーロックする事で棟全体が一つになり、揺れに対する
強度が上がります。
棟尻や鬼首など瓦同士の隙間を漆喰で埋めて、雨水が入らないようにしました。
全ての工程が終了しました。
これで何時雨が降っても安心です。
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